美味しさの探求とは不味さとの出会いである?
現在16:20。
やっすい食堂にて、ビーフカレー・ナムル・牛乳を食す。
じつはこの店、
普通の(ポーク)カレーは不味い
のだけど、
ビーフカレーはそこそこ食える。
牛肉のうまみは大きい思うが、それ以上に具の種類が多いのが要因であろう。
ポークカレーには見られないタマネギやニンジンが入っている。
「味の基本は塩味にある」
とはよく言うけど、その基本がある程度は複雑に絡んでこそ美味しいのだと思う。
これが“味の奥行き”であり、言ってみれば
「うまさの本質のLV2」
くらいに等しい概念であろう。
しかしその複雑さゆえ、しばしば
混ぜたら偶然おいしい…
などといった不思議も引き起こすのである。
とにかくこの店、普通のカレーはちと納得いかない。
豚小間とルーだけのカレー。
「商魂カレー」とでも呼ぶか。