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過橋米線 (カキョウベイセン)

投稿日:2006年11月13日 更新日:

今回の旅のメインでもある千代田区外神田の
「中国雲南酒膳坊 過橋米線」をご紹介!
ここでは中国雲南省の本格的な料理を楽しむことが出来るらしいです。
今年の3月にオープンしたばかりにもかかわらず、
あちらこちらで噂されているちょっとした人気店みたい。
聞くところによると雲南の料理は医食同源に基づく薬膳のような特色をもち、
一般的な中国料理とはちょっと異なるみたいです。
で、その“雲南省”ってドコよ??
…調べました(汗)
中国南西部に位置する省で、四川省・チベット自治区とはお隣どうし。
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↑“出典:Wikipedia「雲南省」”
 
しかもベトナム・ラオス・ミャンマーといった隣国にも接してるもんだから、
ここの料理は異文化のルツボみたいな味が期待できるかも!?
てなわけでやって来ました「過橋米線」。
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↑アーバンな雰囲気の入り口。これぞ21世紀社交場。でしょ?!
テーブル席とちょっとしたお座敷のある明るい店内は、ごく普通の飲み処といった感じ。
まずはお約束の生ビールと、前菜に“落花生の雲南煮”と
“雲南風牛ガツのマラー味”を注文。
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↑手前はお通し。ここの小皿、全品298円(税込)って安すぎじゃあないですかい?!
で、お味ですが、どちらもあまり食べたことの無い感じです。
いや、すごく美味しいんです!!
詳しくはコチラに譲りますが、煮落花生は特にオススメ☆
それで勢いに乗ってポンポンと色々注文。
そのいくつかを紹介。
●スッポンの汽鍋。
 汽鍋ってのはシフォンケーキの型をひっくり返した様な陶器の鍋のこと。
これに具材を入れてフタをし、下から湯気で蒸すと、
真ん中の穴から汽鍋内に入った蒸気が循環し、中にお湯となって溜まる構造。
この時に汽鍋内の具材は “蒸す&煮る” を同時に行なわれてるってわけ。
しかも直火にかけないことで具材からエキスが “ゆ~っくり” と “し~っかり” 染み出て、
結果とっても澄んだ深いスープになるらしい。
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↑スッポンの汽鍋。ってかスッポン鍋が1580円なんてありなんですか?!
うん、実際とても透き通ったスープに旨味が凝縮されてるような感じでした。
美味い!
●過橋米線(グオチャオミイシエン?)
 お店の名前にもなっているメニュー。
「米線」っていうのは米粉でできた生麺のこと。
ベトナムの “フォー” とか日本でいう “にゅうめん” みたいなものに近いかな。
その雲南(東南アジア?)では日常的な食べ物である「米線」の
特別バージョンがこの「過橋米線」らしい。
なんでも、“愛と創意工夫”のスペシャル料理だとか。
興味がある人は調べてみてね。
で、これが「過橋米線」です。
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↑“かきょうべいせん”の登場です。綺麗な盛り付けもこの料理の醍醐味。
具と米線とスープが別個になってます。
まずは具を火の通りづらいものから順にスープへ入れていきます。
土鍋に入ったスープは鶏油が張っていて超熱々です。
次に米線を入れます。
最後に軽く火が通ったと(勘で…)思ったら完成です♪
取り分けて頂きます!
マラーを入れるのも良いです。
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↑完成!熱々スープとツルリとしたのどごしがgood!あ、スープパスタにも似てるかも…。
あぁ何とも言えない優しい味とさわやかなコク!
本当に美味しいです!
…と、いかがでしたか?
味や雰囲気はもちろんのこと、お値段も良心的で安心して飲み食い出来ます。
今回漢三人で行ったのですが、5年物の紹興酒(1800円)を3本空けても
一人あたま4000円ちょいでした。
少しばかりでもお店の雰囲気をお伝えできたなら本望です。
絶対にまた行きます☆

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